とおのおと とは
京都府木津川市にある当尾の郷会館(旧当尾小学校)を舞台とした10人の作家と4人のディレクターによる回遊型の展覧会。当尾の郷会館の2階研修室をアトリエとして使用している作家の冬耳さんが発起人となり企画が生まれたもので、木津川市を拠点に活動する6名の作家と4名のゲスト作家のソロとペアの作品が、旧小学校の屋内外の様々な空間に並びました。ペアの作品のディレクションや展示構成は4人のディレクターが担当。絵画・映像・立体・写真・インスタレーション・詩など、《とおのおと(10の音)》が響きあって織りなす様を来場者に楽しんでいただけるよう、一体感と連続性がある展覧会を目指し、会場構成を考えました。
概要
- 会期
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2020年2月15日(土)~2月29日(土)
10:00〜16:30 - 会場
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当尾の郷会館(旧当尾小学校の1F、2F、体育館、プール等)
〒619-1131 京都府木津川市加茂町辻下垣外16番地 - タイトル
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当尾の郷会館 Creation Project 企画展覧会「とおのおと」
- 参加作家
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伊吹 拓、奥中 章人、加藤 史江、釜本 幸治、林 直、
林 真衣、原田 要、冬耳、辺口 芳典、MOYA - 参加ディレクター
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片山 和彦(gallery wks.)、窪山 洋子(BLOOM GALLERY)、
小林 和華子(木津川市教育委員会文化財保護課)、ヒガシテッペイ(RBTXCO) - 運営コアメンバー
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冬耳(代表)、伊吹 拓、加藤 史江
- 会場撮影
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Tadashi Hayashi
- 動画撮影・編集
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sugahara kouji
- ドローン撮影
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kitamori mitsuru
- フライヤーデザイン
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cumonos
- 主催
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とおのおと実行委員会
- 共催
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木津川市
- 協賛
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小嶋織物(株)、森本織物(株)、山崎内装工業(株)、
丸由産業(株)、石崎織物登大路工場 - 助成
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平成31年度地方創生に向けて“がんばる地域”応援事業助成金
展覧会フライヤー
関連リンク
Event Archive
展覧会のご挨拶
京都府木津川市加茂町の山間部に位置する当尾(とおの/とうの)地域には、はるかの昔、数多の塔が建立されていました。象徴的な塔が連なったその景観が当尾という名称の由来とされています。
そして時は流れ2020年、地域交流施設として当尾の人々に愛される「当尾の郷会館」(旧当尾小学校)において、木津川市に活動拠点を置く6人の作家にゲスト作家が加わり、10名の作家たちによる展覧会「とおのおと」を開催します。更に様々な分野で活躍する個性豊かな4人の専門家をディレクターとして迎え入れ、展示に関して学校空間のポテンシャルを活かしたキュレーションを協議していただきました。「とおのおと」はそれぞれの作家がペアを組んだ5つの二人展と、個々の作品展示によって構成された展覧会となります。同時多発的に提示された表現の多様性、それぞれの作家が紡ぎ出す美の共演が共鳴と反発を繰り返し、混じり合い、調和を図りながら進化を遂げます。閑静で自然豊かな山間部で繰り出される壮大なセッションとなるであろう「とおのおと」を是非ご体感下さい。
(とおのおと実行委員会 代表 冬耳)
ソロ展示
伊吹 拓 奥中 章人 奥中 章人(体育館) 加藤 史江 釜本 幸治 林 直 林 真衣 原田 要(体育館) 冬耳 辺口 芳典 MOYA(体育館) MOYA(シーソー)
ペア(コラボ)展示
原田 要 × 加藤 史江 原田 要 × 加藤 史江 MOYA × 林 直 MOYA × 林 直 釜本 幸治 × 林 真衣 釜本 幸治 × 林 真衣 伊吹 拓 × 辺口芳典 伊吹 拓 × 辺口芳典 奥中 章人 × 冬耳 奥中 章人 × 冬耳 4人のディレクター
片山 和彦、小林 和華子、窪山 洋子、ヒガシテッペイ作家とディレクターのポートフォリオ
キャプションデザイン:片山 和彦
おまけ
当尾の郷会館の外観 ミーティングの様子 受付の様子 当尾 oh!BaaaaaZの給食ランチ ペイントの様子
作家:MOYA写真撮影ワークショップの様子
作家:林直×辺口芳典展覧会初日の打ち上げの様子
地元のカレー屋さんにてとおのおと の のぼり旗
デザイン:ヒガシテッペイ
映像ドキュメント
今回、窪山は出展作家の中で、詩人で写真家の辺口芳典さんをゲスト作家として推薦させていただき、会場内の言葉の展示でカッティングシート制作のお手伝いをしました。また、ペア展示では、絵画の伊吹拓さんと辺口芳典さんの展示のディレクションを担当しました。とおのおと のイベントを振り返ると、地元の方たちの温かな応援と多大なる協力に支えられた展覧会だったと感じます。展覧会は、ギリギリコロナの影響を受けることなく2020年2月29日の最終日まで迎えることができました。ただ、展覧会が終了してもうすぐ1年になりますが、未だ打ち上げは実現できてません。またみんなで当尾に集合できることを願いつつ、とおのおと のあとについて、考えてみたいと思います。
ペア展示「鐘と煙のセッション」の様子は、また別の記事に書かせていただきます。
とおのおと 実行委員会のみなさま、素晴らしい展覧会にお声がけいただき、本当にありがとうございました。